ノンブランド・ハイブランド関係なく、通販サイトを見ていて思う事がありますが

高級なホースレザーを使用した財布なのでおススメです!

ホースレザーを使用した革財布なので長く使う事ができます!

といった、商品説明を頻繁に見かけますが「なぜおススメなのか?」「なぜ高級良いモノなのか?」について触れているサイトが非常に少ないように感じます。

確かに、馬革の生産量自体が世界的に減少傾向にあるのでホースレザーの価格は年々上昇傾向にあるので、高級な革である事に変わりませんが革自体が柔らかく、レザージャケットなど衣類にしようされる事が多いホースレザーは、意外と傷が付きやすい財布には適していないといえます。

 

ホースレザーだからと言って良いとは限らない

単純にホースレザーといっても、3つの種類に分けられる事を知っている方は意外と少ないと思います。

ホースレザーは以下の3つの種類に分けられます

・ホースハイド
・ホースフロント
・コードバン

この中で、革財布に向いているのはコードバンだけでホースハイドやホースフロントは選ばない事を勧めます。

 

ホースハイド

ハイドとは大きな動物から採れる革を指しています。

(反対に小さな動物から採れる革をスキンと呼びます。例・仔牛ならカーフスキンなど)

ホースハイドの特徴は、牛革に比べて革自体が柔らかく滑らかな手触りが特徴ですがその反面として、革の密度が荒く強度や摩擦抵抗が低いんです。

レザージャケットなど衣類に使用される事が多いですね。

 

ホースフロント

比較的若い馬の首の部分にあたる革をホースフロントと呼びます。

ホースフロントよりも強度・摩擦抵抗に劣りますが革のキメが細かく非常に柔らかく滑らかなのが特徴です。

ホースハイドと同じように、レザージャケットなどの衣類に使用されます。

 

コードバン

ホースハイドやホースフロントと同じ馬から採れる革なのは同じですが革の強度も希少性の高さも全く異なるのがコードバンです。

コードバンは馬のお尻の位置に当たる革で、馬一頭から極僅か全体の1割しか採れないため希少性が高く高級な革です

《革の王様》《革のダイヤモンド》などと呼ばれるコードバン

希少皮革のコードバンの特徴は、牛革に比べて3倍以上の強靭さを誇り

耐久性や耐摩擦抵抗に優れていて非常に丈夫でシッカリしているのが特徴です。

また、コードバンは使い込むほどに革の表面に美しい光沢を増していきます。

高級ブランド紳士靴や高級ランドセルに使用されている事でも有名です。

ホースレザーと言っても、ホースハイド・ホースフロント・コードバン

以上の3つに分けられる事が分かって頂けたと思いますが

それを踏まえた上で、長く使える財布を選ぶ際にはコードバン以外のホースレザーは選ばないのが基本です。

初めにお話ししましたが、財布は意外と傷が付きやすい環境に遭遇する事が多く革自体が柔らかいホースレザーを使用した財布の場少し深めの傷がついてしまった場合、傷が残りやすいといった欠点があります。

特に財布のように、ほぼ365日使うような使用頻度の高いモノとなるとホースレザーのような柔らかい革では心もとないんですよね。

 

通販サイトなどで、

「高級なホースレザーを使用した財布なのでおすすめです」

「ホースレザーを使用した革財布なので、長く使う事ができます」

と言われていても、選ばないことをおススメします。

馬革自体の生産量が年々減少傾向にあるので、ホースレザーの価格は上昇傾向にあって高級な革である事に違いはありませんし、ボロボロになっても使おうと思えば、ホースレザーの財布でも長く使えるので全くの嘘ではないんですけど、購入して使い始めてから後悔すると思います。

 

その点コードバンは、ホースレザーとは全く特徴が異なるので別物です。

・長く使える革財布 ・高級感のある革財布 ・誰に見られても恥ずかしくない財布

を探している方にとって、コードバンを使用した財布は選択肢の一つとして考えて欲しい革の種類でもあります。

初めてコードバンを使用した財布を持つと「本当にこの革は柔らかくなるのか?」と思うほど、革自体が丈夫でシッカリとしています。

しかし、その硬さも使い込んでいくにつれて、革がほどよくクッタリと柔らかくなり手に馴染む質感に変わっていき、革表面の光沢も独特の風合いに経年変化していきます。

コードバンを使用した財布は、自分用に長く使える財布を探している方

・経年変化を楽しみたい方はもちろんのこと、大人の男性へのプレゼントにピッタリな財布だと思います。

 

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